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ITIL認定資格は、ITサービスマネジメントの知識と能力を証明するベンダー資格です。ITサービスの運用管理に関する能力を証明する資格として、ITエンジニアやインフラエンジニアにおすすめの資格です。本記事では、 ITILの種類や難易度、合格に必要な勉強時間の目安について詳しく紹介します。 ITILの受験を考えている方はぜひ参考にしてください。

ITILの種類

2019年に公開されたITIL認定資格最新バージョン「ITIL®4」は、4つの資格に分類されており、それぞれ必要な試験に合格することで、資格の認定が受けられます。

資格の種類 認定取得条件
ITIL®4
ファンデーション
ファンデーション試験に合格する
ITIL®4
ITILマネージングプロフェッショナル(MP)
スペシャリスト試験3種類と、ストラテジスト試験に合格する
ITIL®4
ITILストラテジックリーダー(SL)
ストラテジスト試験とリーダー試験に合格する
ITIL®4
マスター
ITILマネージングプロフェッショナル(MP)とITILストラテジックリーダー(SL)の認定を受ける

試験の種類は以下の通りです。

ファンデーション

  • スペシャリスト「作成・提供・サポート (Create, Deliver, Support ) 」
  • スペシャリスト「利害関係者の価値を主導(Drive Stakeholder Value)」
  • スペシャリスト「「ハイベロシティIT(High Velocity IT)」
  • ストラテジスト「指示・計画・改善(Direct, Plan, Improve)」
  • リーダー「デジタル&ITストラテジー(Digital and IT Strategy)」

ITILの試験概要

ITILの試験概要は以下の通りです。ファンデーションより上位の試験では、事前要件として研修の受講が必要です。

種類 研修(事前要件) 試験時間 出題数 合格ライン
ファンデーション なし 60分 40問 65%程度
スペシャリスト
「作成・提供・サポート」
3日 90分 40問 70%程度
スペシャリスト
「利害関係者の価値を主導」
3日 90分 40問 70%程度
スペシャリスト
「ハイベロシティIT」
3日 90分 40問 70%程度
ストラテジスト
「指示・計画・改善」
15-24時間程度 90分 40問 70%程度
リーダー
「デジタル&ITストラテジー」
15-24時間程度 60分 30問 70%程度

※リーダー「デジタル&ITストラテジー」は、多肢選択式試験の他に、ケーススタディ試験の実施があります。

※参考:ITIL®4 主要研修資格一覧

ITIL合格に必要な勉強時間とは

ITILの合格率や合格者数は非公開となっているため、正確なデータは不明です。ここでは、「合格体験記」などのWEB上に投稿された情報をもとに、合格に必要な勉強時間や難易度を紹介しますので、目安として参考にしてください。

ITILファンデーションの勉強時間の目安

ITILファンデーションに合格するための勉強時間の目安は一般的に20~30時間ほどです。試験では、ITILの基本的な概念や用語への理解が問われます。ITSSレベルではITパスポートと同じレベル1(初級)に認定されています。未経験でも基本的な学習で合格できる難易度です。

ITILスペシャリストの勉強時間の目安

ITILスペシャリストに合格するための勉強時間の目安は一般的に40~60時間ほどです。ファンデーションと比べてより具体的な知識が問われるため、難易度が高くなります。ITサービスを開発・管理する上での具体的な方法や戦略など、それぞれの分野に特化した内容が問われるため、それぞれの試験に合わせた対策が必要です。

ITILストラテジストの勉強時間の目安

ITILストラテジストに合格するための勉強時間の目安は一般的に50~70時間ほどです。ITサービス戦略の立案や計画、改善に関する高度なスキルなど、他の試験と比べてより具体的な知識が問われるため、難易度が高くなります。本質的な部分の理解や、応用力が必要となるため、他の試験よりも勉強時間を多く確保する必要があると言えます。

まとめ

本記事では、ITILの難易度や、合格に必要な勉強時間の目安について紹介しました。ITIL試験は、いくつかの種類に分けられており、それぞれ難易度や目安となる勉強時間が異なります。IT未経験の方は、まずITILファンデーションの受験がおすすめです。難易度もそれほど高くなく、未経験でも挑戦しやすい試験です。ITILの受験を考えている方はぜひ参考にしてください。