IT関連の資格試験を受験することを検討していると時々目にするのが「バウチャーチケット」というキーワードです。試験申し込み手続きに関連して登場するため、受験に必要そうなことは分かるのですが、どのような仕組みになっているのでしょうか。
本記事ではバウチャーチケットとはどのような仕組みか、利用できる試験やメリットについて解説いたします。
バウチャーチケットとは?
バウチャーチケットとは、資格試験などの受験料を事前に支払うことで発行される電子形式の受験コード(受験引換券)のことを指します。英語の「voucher」は本来、引換券や証明書、支払い証憑などを意味する言葉ですが、資格試験の分野では主に「受験料支払い済みのチケット」という意味で使われています。
特にIT関連資格試験ではバウチャーチケットが広く利用されており、AWS・Cisco・LPIC・ITILなどの資格試験で採用されています。オンライン受験やテストセンター受験の予約時にバウチャーコードを入力することで、受験料の支払い手続きを簡略化できます。
チケットの名前はついているものの、実際の紙が送付されるわけではなく、eメールなどで受験のためのコードが送付される形を取ります。

バウチャーチケットと通常の受験チケットの違い
バウチャーチケットと通常の受験チケットの違いは、受験料の支払い方法と申込みのタイミングにあります。
通常の受験チケットは、試験日を予約する際にその場で受験料を支払うのが一般的です。一方、バウチャーチケットはあらかじめ購入しておく「プリペイド型の受験チケット」で、試験予約時にコードを入力することで受験料の支払いが完了します。電子コードとして発行されるため、紙の受験票のように紛失する心配がない点も特徴です。
ただし、有効期限が設定されている場合が多く、期限内に受験手続きを行う必要があります。購入後すぐに試験日を決める予定があるかどうかを考慮し、計画的に利用することが重要です。
バウチャーチケットで受験できる試験
日本国内で取り扱われているバウチャーチケットで受験できるIT試験をリストアップしてみました。
| 種類 | 主なバウチャーチケット販売サイト | 主な取扱い資格 |
|---|---|---|
| 割引販売サイト |
バウチャーチケット購入センター ※本サイト |
AWS認定資格 LPIC(Linux資格) ITIL4 Foundation PRINCE2 |
| 試験配信会社 | Pearson VUE バウチャーストア |
AWS認定資格 Cisco認定資格(CCNA等) Oracle認定資格 Microsoft認定資格 VMware認定資格 など |
| 試験配信会社 | Prometric(プロメトリック)Voucher Express |
EXIN資格 IoT検定 XMLマスター Ruby技術者認定試験 UMLモデリング試験 など |
| ベンダー公式 | AWS認定バウチャー購入(Pearson経由) | AWS認定資格 |
| ベンダー公式 | Oracle認定試験バウチャー(Oracle公式) |
Oracle Database Java資格 Solaris資格 |
| 教育・研修会社 | 富士通ラーニングメディア |
Oracle認定資格 Microsoft認定資格 Linux など |
| 教育・研修会社 | ITpreneurs |
ITIL®4 PRINCE®2 |
※2026年2月現在
バウチャーチケットの使い方
バウチャーチケットを採用している資格試験は、試験会場からPCを利用するかオンラインでの受験という形式をとっています。
PCから接続して受験するため、受験者の情報の入力が必要です。バウチャーチケットを使った受験では、受験者の情報とともにバウチャーチケットのコードを入力します。あとは試験の運営側にてチケットの確認を行ってくれます。
バウチャーチケットのメリット
・オンラインで購入可能なため、その場で購入手続きが可能です。
・販売者や試験によって違いはありますが、割引を受けることができます。
・チケットの購入手続きは事前に行うことが可能です。受験時には手続きで頭を悩ます必要はありません。
・企業や団体でまとめて購入することもできます。
・一部試験ではバウチャーコードを利用して詳細な試験結果などにアクセス可能です。
・紙の受験票で起こり得る、紛失問題を防げます。
バウチャーチケットの購入前に確認すべきポイント
バウチャーチケットは割引価格で購入できるなど利便性が高い一方で、購入後の変更や返金が制限される場合もあるため、事前にいくつかのポイントを確認しておくことが重要です。
有効期限を確認する
まず確認したいのが有効期限です。多くのバウチャーチケットには使用期限が設定されており、期限を過ぎると利用できなくなるケースがあります。受験予定時期をある程度決めてから購入すると安心です。
対象試験・試験バージョンを確認する
対象となる試験やバージョンも確認しましょう。同じ資格でも試験バージョンの変更や提供方式の違いによって利用できない場合があります。購入前に、受験予定の試験に対応しているかを必ず確認してください。
キャンセル・返金条件を確認する
キャンセルや返金の可否も重要なポイントです。バウチャーチケットは原則として払い戻し不可の場合が多いため、スケジュール変更の可能性がある場合は注意が必要です。
法人・教育機関での管理方法を検討する
法人や教育機関でまとめて購入する場合は、管理方法や利用ルールの整理も事前に検討しておくとスムーズです。誰がどのチケットを利用するのかを明確にしておくことで、期限切れや重複利用といったトラブルを防げます。
バウチャーチケットに関するよくある質問
バウチャーチケットには有効期限がありますか?
多くのバウチャーチケットには有効期限が設定されています。期限は試験や販売元によって異なりますが、一般的には購入から数か月~1年程度が目安です。有効期限を過ぎると利用できなくなる場合が多いため、受験予定時期を考慮して購入することが大切です。
バウチャーチケットは購入後にキャンセルや返金はできますか?
原則として、バウチャーチケットは購入後のキャンセルや返金ができないケースが一般的です。ただし販売元や試験によって条件が異なる場合もあるため、購入前に利用規約や注意事項を確認しておきましょう。
バウチャーチケットは他人(家族・同僚)に譲渡できますか?
多くの場合、未使用のバウチャーチケットは他の受験者へ譲渡することが可能です。ただし転売は禁止されているケースが多く、利用条件が試験団体ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。
試験日を変更した場合、バウチャーチケットは使えますか?
通常、試験日を変更してもバウチャーチケット自体は引き続き利用できます。ただし試験予約の変更期限や手続きルールが設定されている場合があるため、試験運営団体の規定を確認し、期限内に手続きを行いましょう。
バウチャーチケットを未使用のまま期限切れになった場合はどうなりますか?
有効期限を過ぎたバウチャーチケットは基本的に無効となり、再発行や返金ができない場合がほとんどです。期限管理をしっかり行い、余裕をもって受験予約を進めることが重要です。
法人でまとめて購入したバウチャーチケットはどのように管理すればよいですか?
法人や教育機関でまとめて購入する場合は、バウチャーコードの管理台帳を作成し、利用者・使用状況・有効期限を記録しておくと安心です。期限切れや重複使用を防ぐため、担当者を決めて一元管理することや、定期的に利用状況を確認する仕組みを整えておくと効率的に運用できます。
まとめ
バウチャーチケットとは、IT関連のオンラインでの受験が可能な資格試験における受験のためのチケットです。受験料の支払いおよび電子チケット型の受験票としてバウチャーチケットが採用されています。
バウチャーチケットを利用することにより、受験当日の手続きや紙の受験票で起き得る紛失の問題などを回避することができるメリットがあり、受験者は試験に集中して臨むことができます。
チケットと名前はついていますが、電子データのためeメール等で送付され、記載されたコード(番号)を入力して利用する形式となります。
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