IT関連の資格試験を受験することを検討していると時々目にするのが「バウチャーチケット」というキーワードです。試験申し込み手続きに関連して登場するため、受験に必要そうなことは分かるのですが、どの様な仕組みになっているのでしょうか。
本記事ではバウチャーチケットとはどの様な仕組みか、利用できる試験やメリットについて解説いたします。
バウチャー(voucher)とは各種サービスの利用チケット、クーポンを指す単語です。バウチャーチケットといった場合も同じ意味を持ちます。元来のvoucherには伝票、領収書という意味も持ちますが、バウチャーチケットという場合にはこの意味は含まれません。
特に指定なくバウチャーチケットといった場合には、主にIT関連の資格試験の受験用のチケットを指す場合が多いです。このIT関連の資格試験はオンラインで実施されるものが多く、プリペイドのバウチャーチケットを購入しておくことで、事前に受験料を払って手続きを済ませておくことができます。
バウチャーチケットは事前に購入しておくことができ利便性の高いものですが、有効期限があるため受験時期を考慮して購入する必要があります。
チケットの名前はついているものの、実際の紙が送付されるわけではなく、eメールなどで受験のためのコードが送付される形を取ります。
バウチャーチケットで受験できる試験
日本国内の取り扱われているバウチャーチケットで受験できるIT試験をリストアップしてみました。
バウチャーチケット販売サイト | 試験科目と資格認定団体 |
---|---|
【割引あり】バウチャーチケット購入センター ※本サイト |
LPIC、Linux Essentials(LPIC) ITIL-Foundation V3,V4(PeopleCert) |
【割引あり】IT試験ドットコム | Oracle認定資格、LPIC、LinuC、XMLマスター |
ITパスポート試験 | ITパスポート試験(独立行政法人情報推進機構) |
富士通ラーニングメディア |
Oracle認定資格、OraclePaaS認定資格、OracleSaaS認定資格(oracle) salesforce.com社認定試験(salesforce.com) VMware認定試験(VMWare) MCP試験(Microsoft) LinuC、HTML5プロフェッショナル認定試験(LPI-Japan) IPTPC VoIPアドバイザ資格試験他(JJS) |
ピアソンVUE |
AppleCare サービス認定資格(Apple) CCNP、CCNA(Cisco Systems) HPE 認定プロフェッショナル・プログラム /HP University 認定試験(HP) 日立ITプラットフォーム技術者資格(オープンミドルウェア編) (日立製作所) IBMプロフェッショナル認定制度(IBM) LPI(LPIC) LinuC、OSS-DB、HTML5、ACCEL、OPCEL(LPI-Japan) MCP/MTA(Microsoft) シマンテック認定資格試験(シマンテック)他 |
AWS 認定試験バウチャー | AWS 認定試験(AWS) |
オラクル認定資格 |
Oracle Database、Java、Oracle Solaris、MySQL認定試験(Oracle) |
vmware®STORE |
VMware VCP(VMware) |
プロメトリックVoucher Express |
EXIN(EXIN) IoT検定(IoT検定運営事務局 ) XML マスター(XML技術者育成推進委員会) Ruby技術者認定試験(Ruby Association) UMTP UMLモデリング 技能認定試験(UMLモデリング推進協議会) |
バウチャーチケットの使い方
バウチャーチケットを採用している資格試験は、試験会場からPCを利用するかオンラインでの受験という形式をとっています。
PCから接続して受験するため、受験者の情報を入力が必要です。バウチャーチケットを使った受験では、受験者の情報とともにバウチャーチケットのコードを入力します。あとは試験の運営側にてチケットの確認を行ってくれます。
バウチャーチケットのメリット・デメリット
バウチャーチケットを使った受験のメリット・デメリットには、下記があります。
バウチャーチケットのメリット
・オンラインで購入可能なため、その場で購入手続きが可能です。
・販売者や試験によって違いはありますが、割引を受けることができます。
・チケットの購入手続きは事前に行うことが可能です。受験時には手続きで頭を悩ます必要はありません。
・企業や団体でまとめて購入することもできます。
・一部試験ではバウチャーコードを利用して詳細な試験結果などにアクセス可能です。
・紙の受験票で起こり得る、紛失問題を防げます。
バウチャーチケットのデメリット
・払い戻し不可な場合があります。
・転売することはできません。譲渡は可能です。
まとめ
バウチャーチケットとは、IT関連のオンラインでの受験が可能な資格試験における受験のためのチケットです。受験料の支払および電子チケット型の受験票としてバウチャーチケットが採用されています。
バウチャーチケットを利用することにより、受験当日の手続きや紙の受験票で起き得る紛失の問題などを回避することができるメリットがあり、受験者は試験に集中して望むことができます。
チケットと名前はついていますが、電子データのためeメール等で送付され、記載されたコード(番号)を入力して利用する形式となります。
当サイト「バウチャーチケット購入センター」では、LPICやITIL-Foundationのバウチャーチケットを取り扱っています。通常で10%OFF、まとめて購入する場合は最大27%OFFの割引が適用されるお得なサイトとなっていますので、ぜひご利用ください。