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「IT資格を取得して年収を上げたい」
「IT資格の種類が多くて、どれを選んだら良いかわからない」
という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

IT資格は、ITスキルを客観的に証明することができ、自身のスキルアップだけでなく、年収アップにもつながります。また、転職の際にも有利に働きます。この記事では、これからIT資格を取得したいと思っている方に向けて、初心者向けIT資格を6つご紹介します。実務経験のいらない資格を紹介していますので、参考にしてみてください。

今、IT資格が注目される理由

近年、IoTやDXなどの推進により、ITスキルの需要が高まっています。企業では積極的にITスキルを持った人材を採用していますが、採用の際にひとつの基準となるのがIT資格です。IT資格を取得していることで、たとえ実務経験がなくても転職でのアピール材料になります。

IT技術が社会に浸透していく中で、IT系企業だけでなく、様々な業種でITスキルが欠かせないものになっています。IT資格は、今後どの業種でもアピールポイントとなりえる最強の資格と言えます。

初心者向けのIT資格6選

初心者向けのIT資格を6つ紹介します。一般的な資格の場合、受験資格として実務経験が必要な場合もありますが、これから紹介する資格は、実務経験がいらない資格です。

ITパスポート

ITパスポートは、情報処理技術者試験のひとつです。試験では、ITの基礎知識が幅広く出題されます。まったくITの知識がない人でも、IT資格のとっかかりとして取得するには最適な資格です。

ITパスポートを取得することで、一般的なITスキル、ITリテラシーを証明できます。国家資格で資格に有効期限がなく、知名度が高いこともポイントです。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の基礎に位置する資格です。ITパスポートと同様、ITの基礎知識が幅広く出題されますが、さらに深い内容が問われます。試験内容にプログラミングを含む点が、ITパスポートと大きく違うポイントです。

試験の出題範囲が広く、合格するにはそれなりの学習時間が必要です。基本情報技術者試験を取得することで、IT全般の基礎知識があることを証明できます。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは、Microsoft社のベンダー資格です。Word、Power Point、Excelに関するスキルが問われます。これらのソフトは、多くの企業で採用されているため、どの業種でも活躍する資格です。MOSを取得することで、パソコンスキルや事務能力を証明できます。

Linux技術者認定試験(LPIC)Level1

Linux技術者認定試験Level1は、サーバーを扱うインフラ系エンジニアの入門資格として国際的に認められている資格です。NPO法人Linux技術者認定機関が認定しています。

Linux技術者認定試験は、Linuxの技術者を認定するための試験で、3つのグレードに分かれています。Level1は一番下位の試験で、認定を受けるためには「101試験」と「102試験」の両方の試験に合格する必要があります。Linux技術者認定試験Level1を取得することで、サーバーの基礎知識があることを証明できます。

Cisco技術者認定CCT

Cisco技術者認定CCTは、ネットワークエンジニアなどのインフラ系エンジニアの入門資格で、ネットワーク機器の大手Cisco社が認定しています。

Cisco技術者試験試験は、いくつかのグレードに分かれており、CCTはCisco技術者認定試験の中でエントリーに位置する未経験者向けの入門資格です。Cisco技術者認定CCTを取得することで、ネットワークの基礎知識があることを証明できます。

ITILファンデーション

ITILファンデーションは、ITILやITサービスマネジメントに関する基礎知識を問う資格です。英国AXELOSという組織が認定しています。

ITILの資格は、レベルにより5種類に分かれており、ITILファンデーションは一番下位の資格です。専門分野を深く掘り下げるというよりも、ITサービスマネジメントを総合的に理解することが求められます。ITILファンデーションを取得することで、世界レベルのITマネジメント知識があることを証明できます。

IT資格は取得する順番も戦略的に

IT資格は、レベルごとに資格が設けられることが多いのが特徴です。初歩的な資格から始めて、徐々に上位レベルに挑戦しましょう。全く知識のない状態であれば、ITパスポート、基本情報技術者試験の順番で受験するのが最適です。

ITパスポートと、基本情報技術者試験のように、IT資格は、出題範囲が被っているものもあります。類似の資格に挑戦することで、学習時間を短縮することも可能です。

また、IT資格はテストセンターで随時行われている試験が多いですが、試験日が決まっている試験もあるため、計画的に申し込みや学習を進めましょう。

まとめ

初心者向けのIT資格を6つ紹介しました。IT系資格には、様々な種類がありますが、まずは基礎的なスキルを証明できる資格を取得し、その後上位資格に挑戦しましょう。

IT系の企業で働く人だけでなく、様々な業種でITスキルが求められています。IT資格は、どの場面でも活用できる最強の資格です。年収アップや転職を考えている方は、IT資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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参考

参考:ITパスポート試験

参考:「ITIL®認定資格の仕組み」ePlugOne