「LPICに不合格だったけれど、すぐに再受験できる?」「受験料は必要?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。LPICは不合格になっても再受験できます。ただし、同じ試験を受け直す場合は一定の待機期間があり、受験料も試験ごとにあらためて必要です。
本記事では、再受験までの期間と費用、予約時の注意点、次の受験に向けた学習方法を解説します。
LPICの再受験はいつからできる?
LPICでは、同じ試験を再受験する場合、受験回数に応じて待機期間が設けられています。初回の不合格後は7日間、2回目以降は14日間待つことで、再受験できます。
| 次に受ける試験 | 必要な待機時間 |
|---|---|
| 初回の不合格後に受ける、2回目の受験 | 前回の受験から7日間 |
| 2回目以降の不合格後に受ける、3回目以降の受験 | 前回の受験から14日間 |
例えば、初回の試験を10月5日に受けて不合格となった場合、再受験できるのは10月12日以降です。2回目の試験を10月12日に受けて再び不合格となった場合は、10月26日以降に再受験できます。
なお、合格済みの試験については、原則として少なくとも2年間は同じ試験を再受験できません。
「LinuC」というLinux資格もあるため、LPICの再受験ルールを確認する際は、運営元であるLPIの公式情報を参照しましょう。LPICとLinuCは、どちらもLinuxの技術力を認定する資格ですが、運営団体が異なります。LPICはLPI、LinuCはLPI-Japanが運営しています。
LPICの再受験にかかる費用
LPICの再受験には、通常の受験料が改めて必要です。日本国内の受験料は、次の通りです。
| 試験 | 受験料(税抜) |
|---|---|
| LPIC-1(101試験・102試験) | 15,000円/1科目 |
| LPIC-2(201試験・202試験) | 18,000円/1科目 |
| LPIC-3(各種試験) | 18,000円/1科目 |
※2026年10月時点
例えば、LPIC-1の101試験に不合格となった場合、通常価格で再受験すると追加で15,000円かかります。102試験に合格している状態であれば、101試験の再受験のために102試験分も支払う必要はありません。
受験料は、LPIの公表する税抜価格に消費税を加えた金額になります。バウチャーを利用する場合は、販売価格が購入先によって異なるため、購入時に確認してください。
LPICの再受験で注意すべき点
LPICを再受験する際は、以下の点に注意しましょう。
待機期間は同じ試験を受け直す場合に適用される
待機期間は、同一試験の再受験に適用されます。例えば、LPIC-1の101試験と102試験は別試験のため、101試験で不合格になっても、その待機期間中に102試験を受けることは可能です。
バウチャーの対象試験・有効期限を確認する
バウチャーを使って再受験する場合は、新たな受験分を用意します。購入前には、対象試験・有効期限を確認しましょう。
LPIC-1用のバウチャーはLPIC-2、LPIC-3には利用できません。受験するレベルに対応したものを選ぶ必要があります。再受験可能日と復習に必要な期間を確認したうえで、ピアソンVUEから試験を予約します。バウチャーが届くまでの時間も考慮し、余裕を持って準備しましょう。
LPICの再受験で合格を目指すための対策
再受験に向けては、前回の試験で理解が不足していた分野や、時間配分の課題を振り返り、学習方法を見直しましょう。ここでは、弱点の復習と解答練習のポイントを紹介します。
試験結果を振り返り、弱点を重点的に復習する
再受験に向けては、まず前回の学習で不足していた点を整理しましょう。試験結果や、受験中に理解不足を感じたテーマを、公式の出題範囲と照らし合わせます。
例えば、ファイルの権限設定が苦手だった場合は、権限の読み方と変更方法を復習し、関連する問題を解き直します。正解を覚えるだけでなく、「なぜそのコマンドや設定を選ぶのか」を説明できる状態を目指しましょう。
教材は受験する試験のバージョンに対応したものを使い、得意分野も演習で確認しながら、弱点に学習時間を多く割り当てるのがおすすめです。
コマンド操作と時間配分を見直す
コマンドやオプションの違いが曖昧な場合は、学習用のLinux環境で実行して確かめましょう。
また、前回時間が足りなかった方は、時間を計って模擬問題に取り組みましょう。迷った問題に時間を使いすぎていないか、見直しの時間を確保できるかを確認します。
待機期間が終わったからといって、すぐに受け直す必要はありません。苦手分野を補い、時間内に解答できるかを確認してから受験日を決めましょう。
まとめ
LPICの再受験では、同一試験の受験回数に応じた待機期間と、追加の受験料が必要です。前回の結果をもとに弱点を復習し、受験日と予算を決めて準備を進めましょう。
バウチャーチケット購入センターでは、LPICのバウチャーを取り扱っています。再受験に向けて購入を検討している方は、対象試験や販売価格、有効期限をご確認ください。
